コロナウイルスが間質性肺炎の謎を解く⁉


新型コロナウイルス感染症がもたらした知見が、特発性間質性肺炎の病態を紐解いてくれるかもしれません。今回はちょっとだけむずかしいお話です。


コロナウイルス肺炎の画像が、特発性間質性肺炎のそれと非常に良く類似しているのです。

「特発性」というのは、原因不明という意味です。何らかの原因で肺胞Ⅱ型上皮細胞(肺を構成する肺胞の細胞)が傷害され間質性肺炎が起こるのですが、コロナウイルスがくっついて傷害する細胞がまさにその細胞なのです。原因不明=ウイルス性なのか?

糸口が見えたのかもしれません。


間質性肺炎の原因はさまざまですが、膠原病はその中でも主な原因の一つです。発症から短期間で命に関わる間質性肺炎もあり、膠原病治療の中でも間質性肺炎の合併の有無は非常に大事なところです。


ウイルス感染症が膠原病を引き起こすことも分かっており、膠原病に伴う間質性肺炎も同様に、ウイルス感染症で説明される日がくるかもしれません。


さて、普段の生活に話を戻しますと、毎日毎日コロナコロナのニュースばかりで気が滅入りますよね。コロナが心配なので病院には行きたくない、と受診を控えてしまう方がおられます。しかし、当院も含めてどの医療機関もすでに感染防止策を徹底していますので、受診してもコロナに感染する訳ではありません。


不安な気持ちも分かりますが、必要な受診機会まで失わないようにして下さいね!

お天気が良いので、散歩でもして気分転換しましょう!


山本

最新記事

すべて表示