フルーツアレルギーについて


梅雨も明け、本格的な夏になりました、、暑すぎます!

でも、スイカやモモ、メロンなど果物が美味しい季節でもありますね。

ここ何人か続けてフルーツにアレルギーを示す患者様が来られました。口腔アレルギー症候群もしくはラテックス-フルーツ症候群という疾患で、いずれも果物や野菜、ナッツ類を食べた時にアレルギー症状を示します。


口腔アレルギー症候群はその名の通り、口腔粘膜がイガイガしたりピリピリしたり、時には唇が腫れたりしますが、局所的な症状で治まる場合が多いです。加熱したものを食べたり、飲み込んだりした後は症状がでないこともしばしばです。シラカンバに対するアレルギー(花粉症)のある方は注意が必要です。


それに対して、ラテックス-フルーツ症候群は、口腔粘膜の症状に留まらず、じんま疹や顔の腫れ、時にはアナフィラキシーによって呼吸困難となる場合がありますので、十分な注意が必要です。ラテックスとはゴムのことです。ゴム製品にかぶれる方は、果物に注意が必要です。


いずれも、マンゴー、バナナ、キウイ、メロン、パイナップル、モモ、トマト、パパイヤ、ナッツ類などさまざまな果物にアレルギーを示す可能性があります。これらに対するアレルギーを検査する方法として、血液検査(自己抗体検査)や経口負荷試験(つまり試食)、皮膚プリックテスト(皮膚に付けて腫れるかどうか)などがあります。ただ、症状があっても検査に出ない場合もあれば、症状がなくても検査に出る場合もあります。


最も信頼性の高い「検査」は、自分の舌です。自分の舌がおかしいと感じたものは、たとえ検査で異常がなかったとしても避けるようにしてください。

治療の基本は、アレルゲンの除去です。 好きなのに食べるとアレルギーが出るという方も、残念ながら控えていただく必要があります。


山本

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