死ぬ時ぐらい好きにさせてよ


最近は『終活』という言葉が流行っていますね。


私も先日、誕生日を迎えた母に「そろそろ終活しないとね〜!お葬式用の写真撮っておいて!」と言われ、誕生日ケーキを持つ笑顔の母の写真を撮らされました、、、時代は変わりつつあります(^_^;)


今日は、講演会「リビングウィルの話 今から考えてみませんか 病気になったときのことを 〜 延命治療、どうする? あなたの時、家族の時 〜」を聴講してきました。

とても勉強になりました。 

南生協病院 院長・緩和ケア病棟長の長江先生と、いつもお世話になっている東海中央病院 緩和ケア内科部長の川端先生のお話でした。


リビングウィル=私の意思表示 です。

死が迫っている状態(病気、事故、老衰など)になったときに、こうして欲しい、という意思を書面に残しておくことです。自分で意思決定が出来なくなった時に効力を発します。

「管から栄養を流し込まれるのはイヤ」 「管には繋がれたくない」 「心臓マッサージはやめてほしい」など。


日本ではまだ、リビングウィルは法制化されていません。自分だけで考えて思いを書き示していても、やはりいざという時には家族の意見も考慮されるのです。(アメリカなどでは法制化されているので、医療者はリビングウィルの通りにすることが義務となります)

つまり、自分の思うように人生の幕を閉じるには、普段から家族とのやりとりが大事だということです。テレビを見ながら何気なく、「こんな状況になったら私はこうしてほしいな。あなたはどう?」など、自分が迎えたい最期について家族と話ができれば良いですね (^^)



「死ぬ時ぐらい好きにさせてよ」  樹木希林   宝島社

人は必ず死ぬというのに。 長生きを叶える技術ばかりが進化して なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。 死を疎むことなく、死を焦ることもなく。 ひとつひとつの欲を手放して、身じまいをしていきたいと思うのです。 人は死ねば宇宙の塵芥。 せめて美しく輝く塵になりたい。 それが、私の最後の欲なのです。



山本