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今年のインフルエンザワクチンについて


やっと朝晩が秋らしくなってきましたね。あの猛暑が去って少しほっとしています。


来るべきインフルエンザシーズンを前に、インフルエンザワクチンについての質問がいま多く寄せられています。


新型コロナウイルス(以下コロナ)はウイルス界では幕下級であり、やはり横綱はインフルエンザウイルス(以下インフル)だ、というウイルス学者がいます。(欧米とは違って)日本でのコロナ感染者数に対する死亡者数や割合を見ると、インフルのそれには到底及びません。インフルに対しては、コロナ以上に注意をすべきだとも言えます。


厚生労働省によると、今年は4価ワクチンに変更された平成27年以降で最大の供給量となる見込みとのことです。最も流行する時期である1~2月を照準とすると、11月に入ってからワクチンを接種しても十分間に合います。数年前もそうだったのですが、最終的に十分な供給量があっても我先にと殺到されますと一時的に供給が間に合わなくなりますので、どうぞ慌てずに行動をお願い致します。


例年10月15日から各務原市のインフルワクチン接種事業が始まりますが、今年度の詳細についてはまだアナウンスはありません。またインフルワクチン接種について情報が入りましたら、お知らせしたいと思います。


少し話は逸れますが、患者さんの中にはコロナが怖くてほとんど家を出なくったせいでうつ傾向になったり、糖尿病が悪化したりしている方もおられます。

本当に残念なことです。


マスメディアの不安ばかりあおるバランスを欠いた報道は目に余る、と感じる今日この頃です。コロナは確かに注意はしないといけないのですが、公共の場でのマスク着用、帰宅時の手洗い、うがいをしっかりと守った上で、そろそろ日常生活を取り戻しても良いのではないかと思います。


ともあれ、気温差があり夏の疲れが出てくる季節です。 みなさま体調管理には十分お気を付けください!


山本

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