新型コロナウイルスの正体見たり


新型コロナウイルスによる重症化の本質が見えてきました。

(5月7日付けの英国医学雑誌The Lancet Rheumatologyより)


簡略化して説明しますと、、


肺から入ったウイルスが血管に炎症を起こす。 →大量のサイトカイン(炎症を引き起こす物質)が発生し、サイトカインストーム(サイトカインの嵐)となる。 →血管内で血液が固まり、肺塞栓や脳梗塞、心筋梗塞などが発症し、重症化する。


自己免疫の異常である膠原病でもこのサイトカインストームになることがあり、これまで何度も治療にあたってきましたが、やはり非常に危険な状況になることが多かったです。


サイトカインを抑える薬はすでにリウマチ治療薬である生物学的製剤にあり、新型コロナウイルス感染症でもその効果が検証されています。また、アビガンやレムデシベルなどの薬も適応になり、治療しようがないという状況では無くなってきています。


膠原病とは違って、将来的にはワクチン接種によって感染は収束していくと思いますが、ワクチンが臨床適応になるまでは引き続き3蜜に注意していく必要はあるでしょう。


今のところ岐阜では新規感染はないようです。

家で過ごすことが多いですが、テレビでコロナのニュースを見るのはほどほどにして、読書や音楽、映画鑑賞などストレスをためないようにしていきたいですね。


山本


参考文献 https://www.thelancet.com/journals/lanrhe/article/PIIS2665-9913(20)30121-1/fulltext